トップ>実践編>トラブルを避けるために |
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ヤフオクはネット取り引きであるゆえに、お互いの顔が見えなく、トラブルや詐欺行為がいくつも報告されています。ここではその事例を紹介するとともに、対策方法について説明します。 |
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代表的なトラブル事例には次のようなものがあります。
- 落札したのに出品者からメールがこない
- 代金を振り込んでも商品が届かない
- 商品が届いたが写真や説明と違う
- 商品を発送したが返品を迫られた
- 商品が届いたら壊れていた
- ブランドが偽者だった
これらは実際に多数報告されています。トラブルには2種類あり、故意的なものと過失的なものがあります。 |
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過失的なものはともかく、故意的なトラブルを避けるためにはどうしたらよいのでしょうか。
ヤフオクではトラブルを避けるための7つのポイントというのが発表されています。 |
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1.出品の説明をよく読んだか |
商品説明に「発送期間が長い」という説明があった場合、手元に商品を持っていない可能性もあります。 |
2.出品者の評価を確認したか |
評価ポイントだけでなく、評価の内容も見ます。オークションの終了時間と評価の時間も不自然ではないか確認しましょう。 |
3.落札後に出品者が誰であるかを確認したか |
落札後の連絡メールの中に出品者の氏名、住所、電話番号が記載されていたかを確認しましょう。 |
4.相手の名前をYahoo!JAPANの検索を使って調べてみたか |
多くのサイトや掲示板に過去の事件例などが紹介されています。そこに相手の名前が記載されていないかどうか確認しましょう。 |
5.振り込み先がトラブル口座リストに掲載されていないか |
ヤフオクではトラブル口座リストが公表されています。そこへ振り込んだ場合は補償の対象外なので事前に必ず確認しましょう。 |
6.振り込み先の名称を確認したか |
出品者の名前と振込口座の名義が違っている場合、トラブルに巻き込まれる可能性があります。 |
7.他の落札者から評価がついているかを確認したか |
同じ時期に落札した人たちからどのような評価が付いているか確認しましょう。評価が高い出品者が、急激に悪い取引内容に変化する場合もあります。 |
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トラブルに遭う前に悪質な出品者を見破ることも重要です。次のような事柄に当てはまる商品があったら、注意または警戒が必要です。 |
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注意事項 |
理由 |
商品説明が少ないのに「ノークレーム・ノーリターン」と書いてある |
商品に不具合があったり大きな傷がある場合があります。 |
商品画像がない |
商品が手元にないのに出品している可能性があります。 |
評価が「新規」の出品者 |
「新規ということで格安で出品」などと書かれているオークションは悪徳業者がからんでいる可能性が高いです。 |
「信頼してほしい」と過度に主張している |
評価に「非常に悪い」をつけられたが悪いのは向こうなどと言って、過度に信頼をアピールしてくるのは不自然です。 |
極端に安いブランド品 |
偽物である可能性が高いです。ヤフオクには偽物も横行しているので十分に気をつけましょう。 |
身元や連絡先を教えない(または連絡先が存在しない) |
悪徳業者による可能性が高いです。電話番号を教えてもらった場合は、本当につながるか確かめましょう。 |
直接取引を持ちかけられた |
ヤフオク外での取り引きは禁止されているとともに補償対象外なので、もしトラブルにあっても自己責任です。 |
評価はいいが内容が怪しい |
落札後すぐに評価があったり、新規または低い評価点の人からの評価が多い場合は自作自演である可能性があります。 |
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また、「商品が届いたら壊れていた」ような発送の際のトラブルは、配達業者によって対応が違います。事故時の補償があるものとないものがあるので、万が一に備えて補償つきの発送方法をおすすめします。
⇒発送方法一覧へ |
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もしも細心の注意を払っても上で述べたようなトラブルにあってしまった、もしくはトラブルだと疑われる場合、状況に応じて次のような確認・報告を行いましょう。 |
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1.取り引き相手に連絡する |
電話やメールで問い合わせてみましょう。 |
2.連絡掲示板に投稿する |
オークションの連絡掲示板に状況を報告しましょう。連絡掲示板は終了後のオークションページからアクセスすることができます。 |
3.オークション評価欄にコメントする |
オークション評価欄に状況を報告しましょう。相手と連絡が取れることがあります。また、同じ相手と取引をしているほかの方への注意にもつながります。 |
4.連絡掲示板欄や評価欄を確認する |
もしほかの方からも同じような報告がある場合は、被害にあった可能性が高いです。 |
5.内容証明郵便を送る |
内容証明郵便とは、いつ、誰が、誰に、どんな内容で出したのかを郵便局が証明してくれる手紙です。 これを送れば、相手に督促したということが証拠として残せます。 |
6.警察署へ相談、または被害届けを出す |
相談は各都道府県の警察本部のハイテク犯罪部門でしてもらえます。被害届けは最寄りの警察署に提出します。 |
7.Yahoo!オークション補償制度を利用する |
Yahoo!オークションでは、もし詐欺などにあった場合、50万円を限度として落札額の80%を補償しています。 |
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⇒Yahoo!オークション補償制度について |
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